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苗字の由来
代表的な苗字(名字)の由来と使用家紋を紹介します。
■小野氏の由来と使用家紋
「小野氏」は、全国軒数第53位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
北海道(42位) 青森(24位) 岩手(51位)
宮城(23位) 秋田(27位) 山形(28位)
福島(22位) 茨城(58位) 栃木(50位)
群馬(91位) 埼玉(98位) 千葉(81位)
東京(51位) 神奈川(40位) 新潟(83位)
山梨(40位) 長野(135位) 岐阜(134位)
静岡(78位) 愛知(124位) 三重(143位)
滋賀(124位) 京都(118位) 大阪(136位)
兵庫(120位) 奈良(191位) 岡山(12位)
広島(142位) 山口(68位) 香川(51位)
愛媛(69位) 高知(95位) 福岡(68位)
佐賀(43位) 長崎(195位) 大分(4位)
宮崎(50位) 鹿児島(164位)
比較的東日本に多い苗字です。軒数では北海道・東京都・神奈川県・大分県に多くあります。軒数順位では大分県が唯一ベスト10に入っています。
小野氏の由来と家紋
小野は、小さな平野や山裾に広がる緩い傾斜地を意味します。
主な小野氏は以下の通りです。
●近江国滋賀郡小野村(志賀町)におこる孝昭天皇の皇子天足彦国押人命末裔の小野氏
山城国愛宕郡小野郷(京都市左京区)も勢力下にあった。一族からは遣隋使小野妹子をはじめ外交官や地方官僚を輩出し、
学者文化人では小野篁や能書家小野道風が知られています。
また武人では、鎮守将軍の小野春風や「藤原純友の乱」で活躍した小野好古が知られています。
小野氏は奈良平安時代に栄えましたが、中央政界での藤原氏台頭により、東国の地方官や神職として諸国に広がったといいます。塩釜神社神職の小野氏も中央から移動してきたと考えられています。
東国武士団武蔵七党のうち横山党・猪俣党は、小野篁の末裔と考えられています。この系統は大友氏に従って豊後国へ移動した小野氏が出ています。
尾張国春日井郡には小野道風の子孫が定着し、備中国には小野好古の子孫が広がりました。
●常陸国那珂郡小野郷(大宮町)におこる清和源氏佐竹氏流の小野氏
佐竹義久の子義盛が那珂郡小野を領して小野氏を名乗りました。
●信濃国伊那郡小野(辰野町)におこる清和源氏平賀氏流の小野氏
平賀(大内)義信の弟朝信とひ孫の義行が小野氏を名乗りました。ほかに村上氏流の小野氏もあります。
この他にも、陸奥国の斯波氏流小野氏、藤原氏流の小野氏、桓武平氏の平国盛にはじまる小野氏、三河国の橘氏流小野氏、などありますが、藤原氏は諸国に広がっており、他氏との縁戚により他姓を名乗る藤原氏もあったようです。
主な使用家紋としては、「橘紋」「三つ星紋」「梶葉紋」「三つ巴紋」「桐紋」「鷹羽紋」などがあります。
■田村氏の由来と使用家紋
「田村氏」は、全国軒数第54位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
北海道(47位) 青森(40位) 岩手(29位)
宮城(127位) 秋田(31位) 山形(126位)
福島(118位) 茨城(86位) 栃木(28位)
群馬(11位) 埼玉(52位) 千葉(48位)
東京(38位) 神奈川(62位) 新潟(24位)
富山(64位) 石川(90位) 福井(158位)
山梨(142位) 長野(112位) 静岡(108位)
滋賀(68位) 京都(67位) 大阪(76位)
兵庫(59位) 奈良(93位) 和歌山(38位)
鳥取(37位) 島根(94位) 岡山(80位)
広島(59位) 山口(15位) 徳島(25位)
香川(87位) 愛媛(98位) 高知(15位)
福岡(131位) 宮崎(80位)
軒数では北海道・新潟県・群馬県・埼玉県・東京都・神奈川県・大阪府に多い苗字です。一方、東海地方・九州地方には少ない苗字です。
田村氏の由来と家紋
主な田村氏は以下の通りです。
●陸奥国田村荘(田村郡)におこる坂上田村麿末裔の田村氏
出自は明確でななく、藤原姓説・平姓説もあります。戦国大名に成長し、三春城を拠点に田村郡・安積郡東部・岩瀬郡の一部を支配しました。
●武蔵国多摩郡田村(日野市)におこる武蔵七党西党の田村氏
西党駄所知実の子弘綱が多摩郡田村を領知し田村氏を名乗りました。
●伊勢国一志郡田村(松阪市)におこる中臣氏流の田村氏
中臣輔経の弟忠輔が一志郡田村を領知し田村氏を名乗りました。
●中原氏流の田村氏
中原親能の子仲能が田村氏を名乗りました。
この他、山城国葛野郡田村の高麗系田村氏、医家丹波氏流の田村氏、箱崎八幡宮の大宮司家田村氏、などがあります。
主な使用家紋としては、「車前草紋」「茗荷紋」などがあります。
■竹内氏の由来と使用家紋
「竹内氏」は、全国軒数第55位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
北海道(62位) 青森(55位) 秋田(115位)
茨城(141位) 群馬(69位) 埼玉(68位)
千葉(54位) 東京(48位) 神奈川(63位)
新潟(52位) 富山(39位) 石川(62位)
福井(14位) 長野(16位) 岐阜(179位)
静岡(72位) 愛知(16位) 三重(40位)
滋賀(66位) 京都(71位) 大阪(72位)
兵庫(44位) 奈良(125位) 和歌山(133位)
鳥取(34位) 島根(77位) 岡山(44位)
広島(83位) 山口(114位) 徳島(41位)
香川(53位) 愛媛(74位) 高知(35位)
福岡(185位) 大分(164位)
愛知県・長野県に多い苗字です。一方、東北地方・山陰地方・九州地方に少ない苗字です。 軒数順位では山口県が唯一ベスト10に入っています。
竹内氏の由来と家紋
主な竹内氏は以下の通りです。
●大和国葛下郡竹内村(葛城市)におこる竹内氏
葛下郡竹内におこる土豪で、戦国時代は竹内城を拠点に勢力を持ちました。
●清和源氏平賀氏流の竹内氏
平賀惟時の子信治が公家の久我家に仕えて従五位下左近将監に任じられ、竹内氏を名乗りました。 以降公家化して堂上に列しました。
この他、近江国蒲生郡の佐々木氏流竹内氏、尾張国知多郡の名族竹内氏、三河国額田郡の藤原姓竹内氏、村上源氏久我氏流の竹内氏、 菅原姓の竹内氏、などがあります。
主な使用家紋としては、「笹竜胆紋」「根笹紋」「木瓜紋」「蔦紋」「源氏車紋」「三つ柏紋」「梅鉢紋」などがあります。
※姓氏の出自や由緒には諸説あります。このサイトではすべてを網羅できておりません。
参考の一つにしてください。
また出自や由緒、来歴についての質問は受けかねます。ご了承ください。