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苗字の由来

代表的な苗字(名字)の由来と使用家紋を紹介します。

中島氏の由来と使用家紋
「中島氏」は、全国軒数第28位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
 北海道(59位)  青森(127位) 岩手(83位)
 宮城 (159位) 秋田(146位) 山形(198位)
 福島(124位) 茨城(26位) 栃木(54位)
 群馬(10位) 埼玉(25位) 千葉(40位)
 東京(30位) 神奈川(34位) 新潟(75位)
 富山(14位) 石川(39位) 福井(58位)
 山梨(66位) 長野(19位) 岐阜(15位)
 静岡(107位) 愛知(38位) 三重(64位)
 滋賀(26位) 京都(47位) 大阪(44位)
 兵庫(38位) 奈良(52位) 和歌山(109位)
 鳥取(46位) 島根(27位) 岡山(56位)
 広島(55位) 山口(87位) 徳島(164位)
 高知(73位) 福岡(14位) 佐賀(5位)
 長崎(19位) 熊本(33位) 大分(40位)
 宮崎(56位) 鹿児島(23位)
軒数では東京都・埼玉県・神奈川県・群馬県・愛知県・長野県・岐阜県を中心とする中日本、福岡県・佐賀県を中心とする北部九州に多くあります。 軒数順位では唯一佐賀県と群馬県がベスト10に入っています。一方、東北と四国は少なくなっています。
関西では「中嶋」と書く「なかじま」も多く、九州では「なかしま」と濁らないこともあります。

中島氏の由来と家紋
中島は「池・川などの中にある島」を意味します。川の中州にある集落に住んでいたとも考えられます。また「シマ」は一定区域を表す村落をも意味します。

主な中島氏の出自は以下の通りです。
●尾張国中島郡におこる海部氏族の中島氏
神魂命の後裔海部氏流の中島連の子孫が、尾張国・美濃国に広がり中島氏を名乗ります。
また嵯峨源氏を称す中島氏もあります。
●信濃国におこる諏訪神族の中島氏
諏訪盛重の子顕重が中島氏を名乗ります。また諏訪貞方の子光家も中島氏を名乗ります。
●信濃国諏訪郡におこる滋野氏流の中島氏
滋野氏流八島行忠は木曽義仲に仕えて武功があり、その子行朝は所領の諏訪郡三沢郷新倉(岡谷市)が 天龍川の中島にあったので中島氏を名乗りました。 子孫は信濃小笠原氏に仕え、のちに高島藩士になっています。
●信濃国水内郡中島におこる清和源氏小笠原氏流の中島氏
伴野盛信の子盛直が水内郡中島郷(豊野町など)を領して中島氏を名乗りました。
●播磨国作用郡中島におこる村上源氏赤松氏流の中島氏
作用範家の子定明が佐用郡中島(南光町)を領して中島氏を名乗りました。
●越前国大野郡中島におこる朝倉氏流の中島氏
朝倉氏景の子景康が、大野郡中島(大野市)に住し中島氏を名乗りました。
●因幡国巨濃郡中島におこる清和源氏山名氏流の中島氏
山名満幸の後裔の正時が中島氏を名乗りました。
●備中国加陽郡中島におこる藤原南家二階堂氏流の中島氏
二階堂政行の子運行が、加陽郡中島(岡山市)を領し中島氏を名乗りました。

この他にも山城国賀茂神社社家の鴨県主一族の中島氏、桓武平氏三浦氏族の中島氏、武蔵・上野・上総の名族中島氏、 秀郷流藤原姓波多野氏流の中島氏、伊勢国桑名郡の名族中島氏、石見国の吉見氏流中島氏、豊前国宇佐郡の名族中島氏、 などがあります。 主な使用家紋としては、「沢潟紋」「九曜巴紋」「団扇紋」「花菱紋」「二引紋」「桔梗紋」「橘紋」「鷹の羽紋」などがあります。

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前田氏の由来と使用家紋
「前田氏」は、全国軒数第29位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
 北海道(41位) 青森(44位) 岩手(152位)
 山形(110位) 栃木(192位) 埼玉(111位)
 千葉(66位) 東京(52位) 神奈川(59位)
 新潟(126位) 富山(13位) 石川(24位)
 福井(11位) 山梨(103位) 岐阜(101位)
 静岡(80位) 愛知(45位) 三重(15位)
 滋賀(28位) 京都(34位) 大阪(15位)
 兵庫(9位) 奈良(24位) 和歌山(5位)
 鳥取(5位)
 島根(110位) 岡山(63位)
 広島(42位) 山口(55位) 徳島(29位)
 香川(60位) 愛媛(111位) 高知(16位)
 福岡(33位) 佐賀(11位) 長崎(10位)
 熊本(8位)
 大分(101位) 宮崎(24位)
 鹿児島(4位) 沖縄(67位)
西日本の多く、東日本には少ない苗字です。とくに東北と北関東では200位に入らない県もあります。 近畿地方・九州地方は軒数も多く、軒数順位でも上位にきます。

前田氏の由来と家紋
前田は「手前のほうにある田」を意味する地形姓です。地名も稲作地域に多くみられ、とくに稲作文化の先進地域に軒数が多いようです。

主な前田氏は以下の通りです。
●尾張国愛知郡におこる菅原姓の前田氏
前田利昌の四男前田利家が、織田信長に仕えて武功をあげ、のちに加賀藩主となった前田氏があります。 その出自は明確でなく、美作菅家党の原田仲房が愛知郡前田郷を領し前田氏を名乗った説や、大宰府に左遷された菅原道真の末裔筑前前田氏が尾張へ移った説があります。
●美濃国安八郡前田におこる利仁流藤原姓斎藤氏流の前田氏
斎藤為時の末裔季基が、安八郡前田村(神戸町)に居住し前田氏を名乗りました。 子孫に豊臣五奉行となった前田玄以がいます。
菅原姓高辻氏流の前田氏
高辻長量の子長春が前田氏を名乗り、その弟長泰は江戸幕府に仕えて高家となっています。

この他にも甲斐国都留郡の名族前田氏、伊豆国新島の名家前田氏、相模国横須賀の名族前田氏、桓武平氏大掾氏流の前田氏、羽後仙北郡大曲の名族前田氏、 丹波国の大鹿氏流前田氏、紀伊国の穂積姓前田氏、肥前国杵島郡の名族前田氏、薩摩国の肝付氏流前田氏などがあります。
出自が多彩なだけに家紋も多く、主な使用家紋としては、「梅鉢紋」「花橘紋」「桐紋」「三階松紋」などがあります。


藤田氏の由来と使用家紋
「藤田氏」は、全国軒数第30位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
 北海道(26位)  青森(19位) 岩手(54位)
 宮城 (106位) 秋田(26位) 福島(38位)
 茨城(33位) 栃木(32位) 群馬(186位)
 埼玉(77位) 千葉(57位) 東京(43位)
 神奈川(42位) 新潟(36位) 富山(36位)
 石川(38位) 福井(22位) 山梨(174位)
 岐阜(59位) 静岡(31位) 愛知(75位)
 三重(39位) 滋賀(20位) 京都(20位)
 大阪(28位) 兵庫(18位) 奈良(37位)
 和歌山(52位) 鳥取(64位) 島根(61位)
 岡山(34位) 広島(31位) 山口(13位)
 徳島(37位) 香川(17位) 愛媛(16位)
 高知(60位) 福岡(60位) 佐賀(78位)
 長崎(68位) 熊本(94位) 大分(50位)
 宮崎(70位) 鹿児島(83位)
全国に広がっていますが、軒数順位でベスト10に入る都道府県はありません。 軒数をみると北海道・兵庫県・大阪府に集中がみられます。

藤田氏の由来と家紋
植物の「藤」に由来するだけでなく、水田の「縁」や「淵」という場所を表す「ふちだ」から転じたものも多いといいます。

主な藤田氏は以下の通りです。
●武蔵国榛沢郡藤田郷(寄居町)におこる武蔵七党猪俣党の藤田氏
猪俣時範の子政行が武蔵国榛沢郡藤田郷に住し藤田氏を名乗りました。
戦国時代、小田原北條氏に仕えて藤田康邦は小田原北条氏康の四男氏邦を養子に迎え、藤田氏を継がせています。
また桓武平氏畠山重忠の子重秀に始まる藤田氏があります。
●陸奥国伊達郡藤田(国見町)におこる清和源氏石川氏の藤田氏
石川有光の子光祐が伊達郡藤田を領して、藤田氏を名乗りました。
藤原北家大森氏流の藤田氏
大森頼忠の子忠季より始まるとされます。
藤原北家本田氏流の藤田氏
本田助秀の子師政より始まるとされます。
藤原姓菊池氏流の藤田氏
菊池経頼の子経家や、菊池隆定の子家直に始まる藤田氏を名乗っています。

この他、常陸国久慈郡静神社の祝部藤田氏、越後国弥彦神社の神職藤田氏、丹波国多紀郡の名族藤田氏、紀伊国名草郡の豪族藤田氏、 讃岐国の桓武平氏梶原氏流藤田氏、伊予国の新居氏流藤田氏、などがあります。

主な使用家紋としては、「藤紋」「桐紋」「巴紋」などがあります。

※姓氏の出自や由緒には諸説あります。このサイトではすべてを網羅できておりません。
 参考の一つにしてください。
 また出自や由緒、来歴についての質問は受けかねます。ご了承ください。

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