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苗字の由来
代表的な苗字(名字)の由来と使用家紋を紹介します。
■福田氏の由来と使用家紋
「福田氏」は、全国軒数第44位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
北海道(71位) 青森(59位) 岩手(109位)
宮城 (131位) 秋田(84位)
福島(172位) 茨城(46位) 栃木(7位)
群馬(37位) 埼玉(42位) 千葉(76位)
東京(46位) 神奈川(60位) 富山(104位)
石川(63位) 福井(53位) 岐阜(102位)
静岡(167位) 愛知(111位) 三重(78位)
滋賀(97位) 京都(62位) 大阪(46位)
兵庫(36位) 奈良(45位) 和歌山(49位)
鳥取(11位) 島根(15位) 岡山(48位)
広島(73位) 山口(14位) 徳島(61位)
香川(110位) 愛媛(102位) 福岡(37位)
佐賀(22位) 長崎(14位) 熊本(23位)
大分(90位) 宮崎(57位) 鹿児島(58位)
軒数では栃木県を中心とする関東、大阪府・兵庫県・福岡県に多くあり、東北・北陸地方は少なくなっています。
福田氏の由来と家紋
福田は、豊田・吉田と同じく「肥沃な田、実りが多い田」を意味します。
主な福田氏の出自は以下の通りです。
●相模国渋谷庄福田郷(大和市)におこる桓武平氏渋谷氏流の福田氏
渋谷重国の子実重が渋谷庄福田郷を領して福田氏を名乗りました。
子孫は源頼朝の奥州征伐に従軍して陸奥国へ移りました。
●播磨国加東郡福田(加東市)におこる村上源氏赤松氏流の福田氏
赤松盛家の子景行が福田氏を名乗ります。
●肥前国彼杵郡福田郷(長崎市)におこる平姓隈氏流の福田氏
隈兼盛の子兼貞あるいは兼信が彼杵郡福田郷を領して福田氏を名乗りました。
福田兼重は元寇で活躍し、子孫は大村氏・菊池氏に属し九州全域に広がっています。
この他にも清和源氏頼親流の福田氏、文徳源氏坂戸氏流の福田氏、越中国砺波郡田村におこる藤原利仁流福田氏、加賀国江沼郡福田荘におこる藤原姓工藤氏流福田氏、
武蔵児玉党の福田氏、藤原秀郷流久賀氏流の福田氏、筑後国の大蔵姓高橋氏流福田氏。などがあります。
主な使用家紋としては、「梅鉢紋」「左二巴紋」「五本骨扇紋」「鷹羽紋」「藤紋」「矢紋」などがあります。
■太田氏の由来と使用家紋
「太田氏」は、全国軒数第45位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。、
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
北海道(35位) 青森(22位) 岩手(67位)
宮城(35位) 秋田(51位) 山形(31位)
福島(81位) 茨城(132位) 栃木(174位)
群馬(144位) 埼玉(87位) 千葉(51位)
東京(50位) 神奈川(45位) 新潟(64位)
富山(53位) 石川(55位)
山梨(137位) 長野(39位) 岐阜(62位)
静岡(23位) 愛知(27位) 三重(33位)
滋賀(51位) 京都(49位) 大阪(67位)
兵庫(75位) 奈良(87位) 和歌山(45位)
鳥取(55位) 島根(105位) 岡山(31位)
徳島(150位) 香川(59位) 福岡(72位)
佐賀(79位) 長崎(37位) 熊本(142位)
大分(117位) 宮崎(125位)
愛知県・静岡県を中心とする東海地方に多い苗字です。
太田氏の由来と家紋
主な太田氏は以下の通りです。
●丹波国桑田郡太田郷(亀岡市)におこる清和源氏多田氏流の太田氏
摂津源氏源頼政の末裔資国が桑田郡太田郷を領して太田氏を名乗りました。その後上杉氏に仕えて、鎌倉へ下向しました。 太田資清が扇谷上杉氏に仕え、その子資長(太田道灌)は武蔵国江戸城を築き、上杉定正の執事として活躍しています。 子孫はいくつかに分かれ、後北条氏・里見氏・佐竹氏の家臣になっています。
●備後国世羅郡太田(世羅町)におこる三善氏流の太田氏
鎌倉幕府問注所の初代執事三善康信の子康連が世羅郡太田を領して太田氏を名乗りました。
●摂津国島下郡太田(茨木市)におこる清和源氏頼親流の太田氏
愛子頼資の子頼基が島下郡太田を領して太田氏を名乗りました。
●武蔵国埼玉郡太田荘におこる武蔵猪俣党の太田氏
猪俣党の小野氏流河勾政成の子宗成に始まります。また秀郷流の太田氏も出ています。
●上野国新田荘太田郷(太田市)におこる清和源氏里見氏流の太田氏
里見義基の子義宗が新田荘太田郷を領して太田氏を名乗りました。太田宗行は新田義貞に従って各地を転戦しています。
●下野国長沼荘太田郷(真岡市)におこる藤原秀郷流の太田氏
藤原頼行の子行尊が長沼荘太田郷を領して太田氏を名乗りました。
この他、藤原南家工藤氏流の太田氏、近江国の宇多源氏佐々木氏流太田氏などがあります。
主な使用家紋としては、「桔梗紋」「片喰紋」「九曜紋」「蔦紋」「左三巴紋」「目結車紋」「違い鷹の羽紋」などがあります。
■三浦氏の由来と使用家紋
「三浦氏」は、全国軒数第46位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
北海道(19位) 青森(11位) 岩手(17位)
宮城 (12位) 秋田(7位) 山形(27位)
福島(27位) 茨城(166位) 埼玉(88位)
千葉(70位) 東京(59位) 神奈川(51位)
新潟(127位) 石川(156位)
山梨(53位) 長野(146位) 岐阜(126位)
静岡(102位) 愛知(48位) 三重(151位)
滋賀(154位) 京都(148位) 大阪(144位)
兵庫(103位) 奈良(154位) 鳥取(153位)
島根(33位) 岡山(187位) 広島(62位)
山口(57位) 徳島(192位) 愛媛(132位)
福岡(135位) 長崎(72位) 熊本(161位)
大分(18位) 宮崎(110位)
東北・北海道に多い名字です。一方、北陸・四国・九州地方で少ないです。 軒数順位では秋田県が唯一ベスト10に入っています。
三浦氏の由来と家紋
主な三浦氏は以下の通りです。
●相模国三浦郡におこる桓武平氏良文流の三浦氏
村岡忠通の子為通は「前九年の役」の武功により、源頼義より相模国三浦郡を拝領し、三浦氏を名乗りました。
源頼朝が挙兵すると、三浦一族は結束して頼朝に応じ、源氏方の主力として各地を転戦します。源頼朝の幕府創業に大きな功績をあげた三浦一族は、鎌倉幕府の要職を担うことになります。 ところが執権北条氏の謀略により、「宝治合戦」にて敗れ三浦一族は衰亡しました。
しかし東北や九州など各地に得た所領周辺に土豪として根付いた三浦氏があります。
この他、清和源氏細川氏流の三浦氏、などがあります。
主な使用家紋としては、「三つ引両紋」などがあります。
※姓氏の出自や由緒には諸説あります。このサイトではすべてを網羅できておりません。
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また出自や由緒、来歴についての質問は受けかねます。ご了承ください。