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苗字の由来
代表的な苗字(名字)の由来と使用家紋を紹介します。
■青木氏の由来と使用家紋
「青木氏」は、全国軒数第41位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
北海道(82位)・岩手(149位)・宮城(89位)
山形(52位)・福島(80位)・茨城(23位)
栃木(12位)・群馬(18位)・埼玉(34位)
千葉(43位)・東京(29位)・神奈川(21位)
新潟(43位)・富山(70位)・石川(158位)
福井(79位)・山梨(145位)・長野(23位)
岐阜(46位)・静岡(36位)・愛知(55位)
三重(65位)・滋賀(33位)・京都(92位)
大阪(92位)・兵庫(92位)・奈良(99位)
和歌山(117位)・鳥取(86位)・島根(39位)
岡山(91位)・広島(111位)・山口(81位)
徳島(92位)・香川(111位)・愛媛(89位)
高知(115位)・福岡(105位)・佐賀(59位)
熊本(165位)・宮崎(195位)
軒数では神奈川県・東京都を中心とする関東に多くあり、東北・中四国・九州地方は少なくなっています。
青木氏の由来と家紋
主な青木氏の出自は以下の通りです。
●武蔵国入間郡青木(坂戸市)におこる武蔵七党丹党の青木氏
勅使河原直兼の子直時と新里恒房の子真直が青木氏を名乗ったことに始まります。
戦国期、子孫は小田原北條氏や佐野氏らに仕え、主家滅亡後は関東一円に土着しました。また美濃国へ移った青木氏は土岐氏・織田信長・豊臣秀吉に仕えており、
青木一重は徳川家康に仕えて摂津国麻田藩を立藩しています。
●甲斐国巨摩郡青木村(韮崎市)におこる清和源氏武田氏流の青木氏
一条時信の子時光が青木氏を名乗ります。青木信親は武田信虎・信玄に仕え、子孫には幕府旗本や山梨・静岡で帰農した一族があります。
また安芸武田氏に従って安芸国へ移住した一族は、後に長州藩士になったものもあります。武蔵国へ移った一族から青木貞兼が出て、新田義貞に仕えた新田十六騎の一人で鎌倉攻めに参加しています。
●武蔵国榛原郡青木村におこる藤原秀郷流佐野氏流の青木氏
佐野行久の子小次郎が青木氏を名乗りました。
この他にも近江国坂田郡の利仁流青木氏、近江国の宇多源氏佐々木氏流青木氏、陸奥国安達郡青木におこる青木氏、桓武平氏島崎氏流の青木氏、などがあります。
主な使用家紋としては、「州浜紋」「割菱紋」「花菱紋」「揚羽蝶紋」「剣片喰紋」「引両紋」「一文字紋」などがあります。
■藤井氏の由来と使用家紋
「藤井氏」は、全国軒数第42位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
北海道(73位)・岩手(62位)・秋田(47位)
茨城(142位)・群馬(87位)・埼玉(115位)
千葉(85位)・東京(81位)・神奈川(72位)
新潟(96位)・富山(17位)・石川(74位)
福井(32位)・岐阜(41位)・静岡(113位)
愛知(66位)・三重(69位)・滋賀(113位)
京都(32位)・大阪(32位)・兵庫(20位)
奈良(32位)・和歌山(87位)・鳥取(59位)
島根(47位)・岡山(8位)・広島(2位)
山口(4位)・徳島(42位)・香川(39位)
愛媛(105位)・福岡(54位)・佐賀(99位)
熊本(148位)・大分(130位)・宮崎(184位)
広島県・山口県を中心とする瀬戸内地方に多い苗字です。
藤井氏の由来と家紋
主な藤井氏は以下の通りです。
●常陸国那珂郡藤井(水戸市)におこるは清和源氏佐竹氏流の藤井氏
佐竹義篤の子義貫が藤井氏を名乗りました。
●下野国都賀郡藤井(壬生町)におこる藤原秀郷流小山氏流の藤井氏
小山朝政の後裔下妻長村の五世孫政秀が藤井氏を名乗りました。
●能登国鹿島郡藤井(中能登町)におこる藤原利仁流斎藤氏流の藤井氏
斎藤氏流の豊田光広の子光基が藤井氏を名乗りました。
●三河国碧海郡藤井村(安城市)におこる松平氏庶流の藤井松平家
三河松平氏の庶流「十八松平家」のひとつ。松平長親の五男利長に始まります。
この他、備前国邑久郡藤井の三宅氏流藤井氏、宇多源氏佐々木氏流の藤井氏、清和源氏井上氏流の藤井氏、岩清水八幡宮祠官の紀氏流藤井氏、平野神社祠官の卜部氏流藤井氏、村上源氏赤松氏流の藤井氏、などがあります。
出自が多彩なだけに家紋も多く、主な使用家紋としては、「下り藤に一文字紋」「五三桐紋」「左三つ巴紋」「九曜紋」「抱き柏紋」などがあります。
■西村氏の由来と使用家紋
「西村氏」は、全国軒数第43位の大姓です。
以下は『都道府県別件数順位』の200位内です。
※電子電話帳「写録宝夢巣 Ver.9.01」(日本ソフト販売)より
北海道(55位) 青森(73位) 岩手(147位)
宮城 (182位) 秋田(104位) 埼玉(137位)
千葉(126位) 東京(77位) 神奈川(87位)
新潟(188位) 富山(91位) 石川(34位)
福井(67位) 長野(79位) 岐阜(91位)
静岡(140位) 愛知(113位) 三重(12位)
滋賀(4位) 京都(6位) 大阪(18位)
兵庫(23位) 奈良(30位) 和歌山(77位)
鳥取(8位) 島根(85位) 岡山(68位)
広島(54位) 山口(7位) 徳島(85位)
香川(133位) 愛媛(79位) 高知(7位)
福岡(46位) 佐賀(21位) 長崎(44位)
熊本(24位) 大分(154位) 宮崎(64位)
鹿児島(59位)
西日本に多い名字です。軒数をみると大阪府・兵庫県・京都府に集中がみられます。 軒数順位では滋賀県・京都府・鳥取県・山口県・高知県がベスト10に入っています。
西村氏の由来と家紋
もとの村落から「西の方角に出来た分村」の意味です。
主な西村氏は以下の通りです。
●甲斐国におこる清和源氏武田氏流の西村氏
一宮信隆の子信賢に始まるといいます。
●大和国式上郡西村におこる藤原姓の西村氏
古市氏の配下ともいいます。
●伊賀国西村におこる服部氏流の西村氏
平内左衛門家長の後裔といいます。
●丹波国氷上郡の別所氏流の西村氏
別所豊後守の後裔といいます。
●阿波国の藤原姓近藤氏流の西村氏
近藤国房に始まるといいます。阿波国には清和源氏小笠原氏流の西村氏もいます。
●大隅国種子島の清和源氏岩松氏流の西村氏
鳥銃を学ぶために種子島に渡り、漁村の西村に居住し、西村を名乗りました。
この他、河内国茨田郡・若江郡の名族西村氏、摂津国平野の坂上氏流西村氏、伊勢国の北畠氏流西村氏、近江国の名族西村氏、美濃守護代長井氏の家老西村氏、 武蔵丹党の西村氏、肥前国の藤原姓大村氏流西村氏、などがあります。
主な使用家紋としては、「鷹羽打違紋」「花菱紋」「三柏紋」「木瓜紋」などがあります。
※姓氏の出自や由緒には諸説あります。このサイトではすべてを網羅できておりません。
参考の一つにしてください。
また出自や由緒、来歴についての質問は受けかねます。ご了承ください。