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尾張藩家臣のご先祖調べ

 慶長5年(1600)「関ヶ原合戦」の勲功により、徳川家康の四男松平忠吉清州藩52万石を与えられましたが、慶長12年(1607)嗣子がなく死去しため一旦天領となります。
 代わって家康の九男徳川義直が47万石余で入封し、居城を名古屋城へ移し、ここに尾張藩が立藩しました。御三家筆頭の家格です。
 幕府から付家老として、平岩親吉(尾張犬山)・成瀬正成(尾張犬山)・竹腰正信(美濃今尾)・渡辺守綱(三河寺部)・石川光忠(美濃駒塚)が附属させられています。
その後加増され、給人領と合わせて知行高61万石余となり、知行地は尾張国のほか、美濃・三河・信濃・近江・摂津に飛地があり、なかでも信濃国木曽の御用林(ヒノキ)は藩財政を潤しました。また新田開発を精力的に推し進め、実高は100万石近くあったともいいます。
 そのため財政的には比較的余裕があり、領民への年貢も四公六民の低い税率であったことから、江戸時代を通じて一揆がなかった藩とされています。

 3代藩主徳川綱誠の時、異母兄の松平義昌(大久保松平家)が天和3年(1683)に尾張藩の御連枝(分家)として陸奥梁川藩3万石を立藩し、 同母弟松平義行(四谷松平家)は元禄13年(1700)に美濃高須藩3万石を立藩、さらに異母弟松平友著(川田久保松平家)を興しています。

 7代藩主徳川宗春は8代将軍徳川吉宗とライバル関係にあったとみなされる藩主です。吉宗の12歳年下です。 幕府が倹約政策・緊縮財政を行うと、それを批判して尾張藩では芝居小屋や遊郭等の遊興施設を許可して規制緩和政策を推進します。庶民や商人たちに受け入れられ、名古屋の町の賑わいは「名古屋の繁華に京(興)がさめた」とまで言われたといいます。 ところが、遊興に溺れて武芸や家業をおろそかにしたり、生活が困窮する人々が出たり、町の風儀が乱れました。また宗春の浪費は藩財政圧迫させることになりました。  政策転換を余儀なくされた宗春は、藩士の遊廓・芝居場所への出入りを禁止し、さらには寺社・百姓・町人に対しても制約しています。
 独自の政策を推し進めたい宗春に対して、幕府から付属させられていた尾張藩付家老の竹腰正武は宗春に諫言し、さらに隠居謹慎を画策しています。

 宗春の後を継いだ8代藩主徳川宗勝は悪化した藩財政を立て直すため、宗春時代の藩政を改めて緊縮財政政策を行ない、10代藩主徳川宗睦も宗勝の政策を受け継いで財政改革を継続していきます。

 10代藩主に御三卿一橋徳川家から徳川斉朝を迎えたことで、藩祖徳川義直以来の男系血統は藩主家から亡くなります。 以後、幕府と関係を重視した尾張藩は御三卿や徳川将軍家から代々藩主に迎えます。

 これに反発する独立志向派の藩士は藩主擁立運動が起こし、嘉永2年(1849)支藩美濃高須藩から徳川慶勝を迎えます。兄弟には会津藩主松平容保や桑名藩主松平定敬がいます。
 慶勝は藩祖義直の遺命である「王命によって催さるる事」を奉じて尊皇攘夷を主張します。大老井伊直弼が「日米修好通商条約」を調印したことに抗議して、水戸徳川家の徳川斉昭らとともに江戸城へ不時登城しています。 そのため「安政の大獄」では隠居謹慎を命じられ、弟徳川茂徳が15代藩主となっています。

 安政7年(1860)「桜田門外の変」で井伊直弼が暗殺されると、慶勝の謹慎が解け、慶勝の子である徳川義宜が16代藩主を就封します。 慶勝は後見役として藩政の実権を掌握し、幕政にも公武合体派の重鎮として影響力を持ちます。「第一次長州征伐」では征討軍総督に任じられています。 「第一次長州征伐」は寛大な措置で長州藩の恭順を受け入れ、早期に終戦させています。「第二次長州征伐」で慶勝は出兵に反対する立場をとり、御所警衛の任に就います。  「大政奉還」がなされると、徳川慶勝は新政府の議定に任ぜられ、「鳥羽・伏見の戦い」が勃発するといち早く新政府側につき、藩内の佐幕派を弾圧しています。 さらに明治新政府により東征軍が編成されると、慶勝は東海道諸藩に使者を送って新政府側に付くよう説得し、佐幕色の強かった譜代諸藩を新政府側へ動かしています。

尾張藩
  藩庁 名古屋城(名古屋市)  
  江戸屋敷 上屋敷(市谷屋敷:新宿区市ヶ谷本村町) 
中屋敷(麹町屋敷:千代田区麹町) 
下屋敷(戸山屋敷:新宿区戸山)
 
  石高(表高) 61万9千石
  江戸城控間 大廊下
  格付け 御三家:筆頭格
  爵位 候爵

尾張藩徳川家の歴代藩主
尾張徳川家 家紋:尾州中納言葵
出自:清和源氏
菩提寺:浄土宗建中寺
 (名古屋市東区筒井)
代数 氏名 官位 在職
徳川義直
(よしなお)
従二位・
権大納言
慶長12年(1607) ~
慶安3年(1650)
徳川光友
(みつとも)
従二位・
権大納言
慶安3年(1650) ~
元禄6年(1693)
徳川綱誠
(つななり)
従三位・
権中納言
元禄6年(1693) ~
元禄12年(1699)
徳川吉通
(よしみち)
従三位・
権中納言
元禄12年(1699) ~
正徳3年(1713)
徳川五郎太
(ごろうた)
無位無官 正徳3年(1713)
徳川継友
(つぐとも)
従三位・
権中納言
正徳3年(1713) ~
享保15年(1730)
徳川宗春
(むねはる)
従三位・
権中納言
享保15年(1730) ~
元文4年(1739)
徳川宗勝
(むねかつ)
従三位・
権中納言
元文4年(1739) ~
宝暦11年(1761)
徳川宗睦
(むねちか)
従二位・
権大納言
宝暦11年(1761) ~
寛政11年(1799)
10 徳川斉朝
(なりとも)
正二位・
権大納言
寛政11年(1799) ~
文政10年(1827)
11 徳川斉温
(なりはる)
従二位・
権大納言
文政10年(1827) ~
天保10年(1839)
12 徳川斉荘
(なりたか)
従二位・
権大納言
天保10年(1839) ~
弘化2年(1845)
13 徳川慶臧
(よしつぐ)
従三位・
権中納言
弘化2年(1845) ~
嘉永2年(1849)
14 徳川慶勝
(よしかつ)
従三位・
権中納言
嘉永2年(1849) ~
安政5年(1858)
15 徳川茂徳
(もちなが)
従二位・
権大納言
安政5年(1858) ~
文久3年(1863)
16 徳川義宜
(よしのり)
従三位・
左近衛権中将
文久3年(1863) ~
明治2年(1869)

尾張藩の家臣団
 家臣団は、附家老など幕府より附属された者、甚太郎衆や忍新参衆などの松平忠吉の遺臣、 甲斐時代に徳川義直に仕えた者、尾張藩成立後に取り立てられた者、附家老の平岩親吉の遺臣らで構成されました。
 狭義の附家老は尾張犬山城主成瀬家と、美濃今尾の竹腰家の2家で慶応4年には独立大名として認められています。 このほか、渡辺半蔵家(三河寺部城主)・渡辺新左衛門家・石河家(美濃駒塚陣屋)・志水家(尾張大高)などが家老職を勤めています。
 山村甚兵衛家は木曽代官・福島関所関守と勤め、信州・遠州船明山榑木奉行を勤める千村家は幕府直臣(表交代寄合並)でありながら、尾張徳川家附属となっています。

 尾張藩士の格式は12段階あります。この格式により役職が決められてました。
 御目見以上万石以上が最上位で、成瀬家・竹腰家・渡辺家・石河家・志水家の5家になります。 その下に諸大夫(従五位下諸大夫の官位を叙任)、老中列以上があり、この格式から年寄および城代が選ばれます。
 続いて、大寄合以上御用列以上千石以上礼劒物頭騎馬役以上規式以上があります。
 御目見以下五十人以上御徒以上の格式になります。
      ⇒江戸時代の武家の一生(ライフサイクル)

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尾張藩の家臣
『藩士名寄 明治初年写』(旧蓬左文庫所蔵史料)より藩士家名
あ) 朝比奈・朝岡・朝倉・朝田・朝日・浅井・浅田・浅野・浅利・浅尾・会津・ 阿部・阿知波・天野・赤林・赤堀・赤井・赤尾・赤松・青山・青木・青野・ 安藤・足立・安達・荒川・荒尾・荒木・新井・荒井・秋元・秋山・秋田・ 芦沢・渥美・雨宮・鮎川・相川・相原・会田・東・有馬・跡部・甘利・淡河・ 味岡・茜部・有田・愛知・麻生
い) 石川・石黒・石原・石井・石田・石堂・石塚・石谷・石垣・岩田・岩井・ 岩屋・岩付・岩間・岩本・岩崎・岩塚・岩堀・岩城・岩腰・岩越・岩佐・ 岩松・岩味・磯谷・磯貝・磯村・磯野・磯松・磯田・磯部・五十嵐・飯田・ 飯沼・飯尾・飯島・飯川・今井・今泉・今村・今津・稲葉・稲生・稲吉・ 稲富・稲垣・稲森・稲熊・伊藤・伊東・伊部・伊奈・伊勢・伊沢・伊賀・ 今堀・庵原・生駒・猪谷・猪村・猪飼・一色・池田・池尾・池沢・池部・ 井上・井野口・井田・井出・井元・井村・井川・市川・市村・市橋・市江・ 市瀬・市辺・市浦・市岡・市野・一野・犬飼・入谷・泉・板倉・家田・員部
う) 梅村・臼井・臼居・碓氷・上田・上野・上床・植松・上村・植村・上杉・ 上原・浦井・浦野・魚住・内田・内山・内堀・内木・牛込・牛田・牛村・ 宇野・宇佐美・海野・鵜飼・海辺・浮田
え) 江口・江原・江崎・江本・江場・江見・江間・蛯江・遠藤
お) 織田・荻原・荻野・荻須・岡・岡本・岡田・岡崎・岡寺・岡部・岡島・岡野・ 岡村・岡谷・大久保・大窪・太田・大田・大橋・大崎・大森・大野・大津・ 大沢・大島・大塚・大塩・大脇・大熊・大河内・大内・大岡・大村・大倉・ 大原・大海・大泉・大槻・大井・大宮・大口・大月・大関・大竹・大谷・ 大鹿・小笠原・小川・小山・小山田・小瀬・小塩・小野・小野田・小野寺・ 小野沢・小田切・小尾・小島・小倉・小鹿・小田・小田木・小幡

か) 鏡島・鹿取・鹿島・川村・川崎・河内・川口・川出・川合・河合・川澄・ 川角・川瀬・川上・川原・河野・川島・川方・川松・河田・神谷・神尾・ 神戸・神部・神田・神間・神波・神子・兼松・神納・兼康・金森・金子・ 金柳・片野・片山・片岡・片桐・片倉・高麗・高力・梶原・梶・梶川・ 梶田・粕谷・上泉・勝野・勝田・勝川・勝沼・笠原・笠間・海部・海保・ 各務・蟹江・桂・桂林・栢野・柿崎・甲斐・辛島・亀岡・蒲・鴨居・狩野・亀井・亀谷
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さ) 佐治・佐藤・佐尾・佐分・佐久間・佐々木・佐々・左右田・佐合・佐野・ 佐枝・佐橋・佐溝・佐竹・佐口・三枝・桜井・桜木・桜山・桜林・桜川・ 佐光・榊原・酒井・坂井・坂崎・坂部・里見・里村・沢・沢井・沢田・沢登・ 斎藤・斎田・西郷・笹岡・篠岡・雑賀・向坂・座光寺
し) 下方・下条・下間・下矢・島・島崎・志村・柴山・芝山・清水・志水・柴田・ 芝崎・渋谷・進・進藤・篠田・篠崎・七宮・四宮・神野・神保・塩川・ 重松・白井・白石・白木・白岩・城田・繁野・霜田・社本・斯波・新見・真海・塩田
す) 鈴木・鈴村・杉山・杉浦・杉村・杉坂・杉野・杉崎・杉田・杉立・杉本・ 杉原・須野崎・須賀井・須賀・末永・須田・諏訪・諏訪部・住山・菅谷・鷲見・ 村主・角田・首藤
せ) 千賀・千・仙川・関・関口・関戸・瀬尾・瀬田・瀬戸・瀬木

た) 高木・高橋・高津・高梨・高垣・高野・高田・高野瀬・高崎・高羽・高屋・ 高浜・高取・高間・高柳・高瀬・高山・高本・高岡・高島・田中・田村・田宮・ 田島・田代・田辺・田崎・田付・田原・武野・竹野・武田・武内・竹田・竹腰・ 竹尾・竹村・竹内・竹中・竹山・竹居・竹井・竹川・竹端・大道寺・大本・ 滝川・滝本・谷・谷口・谷田・谷川・谷崎・棚橋・多羅尾・多賀・多々羅・ 玉置・立川・立花・立井・立松・辰巳・種田・種野・舘・伊達・俵・鷹見
ち) 千村・千田・近松・中条・茅原田・茶屋・張・長
つ) 塚田・塚本・津金・都筑・都築・土屋・津田・津坂・津村・恒川・柘植・ 角田・角淵・蔦木・坪内・辻・辻村・筒井・月ケ瀬・妻木・椿井
て) 寺町・寺西・寺尾・寺岡・寺田・寺野・寺沢・寺島・寺山・手島
と) 東条・鳥居・遠山・富永・富田・取田・土肥・土岐・土井・戸田・舎人・ 都丸・徳山・徳光・徳田・徳本・豊田・豊泉・豊島・豊・友松・百々・外山・ 外岡・外波・轟・富岡・富山

な) 成瀬・成田・内藤・長野・長岡・長坂・永坂・長屋・長尾・長瀬・長戸・ 長縄・長崎・長江・長沼・永田・永井・永平・南部・南宮・行方・並河・ 名倉・猶原・夏目・中西・中根・中村・中川・中尾・中野・中沢・中島・ 中山・中田・中路・中井・中瀬
に) 丹羽・西尾・西村・西岡・西川・西田・西沢・西原・西島・西垣・西脇・ 西山・西浜・新野・新沢・蜷川
ぬ) 沼田・沼波
の) 野呂・野呂瀬・野崎・野村・野垣・野々垣・野田・野中・野間・能勢・野瀬・ 野々村・野尻・野々部・能島

は) 林・服部・波多野・羽田野・秦・羽鳥・早川・早野・速水・原・原田・馬場・ 浜島・飯万島・浜田・坂野・伴・坂・埴原・蜂須賀・花井・長谷川・長谷部・ 橋本・垪和・半田・拝郷・春田
ひ) 平岩・平野・平松・平岡・平沢・平尾・平川・平井・平手・平田・肥田・ 久永・菱田・広野・広瀬・広沢・広田・広井・日比野・日根野・日江井・ 日比・人見・疋田・比本・彦坂・樋口・日高・東・土方・氷室
ほ) 本田・本多・本間・本部・本阿弥・星野・星合・堀・堀田・堀江・堀尾・ 細井・細野・細川・宝生・堀部

ま) 松野・松田・松平・松井・松本・松原・松岡・松永・松村・松下・松山・ 松並・松波・松倉・曲淵・松浦・松尾・牧・牧野・蒔田・馬杉・馬島・馬淵・ 増田・増井・増藤・益子・正木・前島・前田・真鍋・真野・間宮・間島・ 間瀬・丸山・丸井・丸淵・増山
み) 水野・水谷・水垣・水崎・三浦・三宅・三沢・三尾・三輪・三和・三村・ 三好・三井・三木・三橋・三谷・三土・宮脇・宮川・宮崎・宮城・宮島・ 宮沢・宮田・宮地・宮戸・箕形・箕浦・箕田・御宿・御友・溝口
む) 村上・村井・村田・村瀬・村松・室賀・武藤・向井・向山
め) 毛受
も) 森・森村・森本・森寺・森田・森崎・森川・森島・森居・森岡・守崎・毛利・ 諸井・本杉・本康・最上・森下

や) 山下・山内・山高・山寺・山村・山田・山森・山本・山中・山澄・山崎・ 山口・山吹・山川・山上・山岡・山脇・山腰・山名・山科・山木・山路・山羽・ 八尾・八木・八巻・安田・安井・矢部・矢島・矢田・矢野・矢神・柳生・柳川・ 柳田・柳沢・柳・梁瀬・社本
ゆ) 湯浅・湯本・弓場・遊佐
よ) 横井・横内・横地・横山・横田・吉田・吉原・吉沢・吉川・吉村・吉見・ 吉岡・吉野・吉雄・吉井・米倉・米本・寄田・肆矢

り) 立家
わ) 和田・渡辺・若林・若尾・若井・若原・脇田・鷲津・鷲巣

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