戸籍からのご先祖調べ ~戸籍取得の方法1
戸籍は、自分や親の戸籍謄本請求→祖父母の除籍謄本請求→曽祖父母の除籍謄本請求という順番に取得していきます。
本籍地がある市町村役場で取得します。
本籍地とは「戸籍の所在場所」、つまり地名をいいます。
戸籍はそれを管理している役所で取得手続きをすることになります。
そこで一つ注意点があります。
戸籍の所在地と現在の居住地が必ずしも一致しないということです。
戸籍は、日本国民の身分関係を登録し、それを公的に証明する公簿であり、現在の居住地を証明するものではありません。現在の居住地を証明するものは住民票になります。
さらにいえば本籍地が日本国の地番として存在する所であれば、どこに定めても自由であり、他の場所に移すこともできます。(転籍)
極端な話、皇居で京都御所でも転籍できるわけです。
よってまず自分の本籍地が何処にあるかを調べる必要があります。
未婚者である場合、親の戸籍の所属していることになりますので、親の本籍地が自分の本籍地になります。親の聞くのは早道です。
次に運転免許証で本籍地を調べる方法があります。これは運転免許を持っており、取得時(更新時)と本籍地が変わっていないことが大前提です。
最近のICカード運転免許証はプライバシー保護の点から、表面から本籍地記載が削除され、ICチップ内に記録されます。
これを見るには最寄りの警察署に行って、ICカード読み取り装置に暗証番号を入力して調べることになります。
少し面倒になりました。
確実な方法は、本籍地記載の住民票を取得することです。
住民票は住民登録をしている市区町村役場に取得申請をします。
費用は1通350円がかかります。(料金は市町村によって変わる)